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2010
03.16

・・・・・絶句。

新井素子女史といえば姫。姫といえば新井素子女史。
国内で「小説を一人称で書く」という手法をメジャーにしたのはおそらく姫が一番ではないだろうかと思われますが、そんな手法をわたしも思いっきり影響を受けています。
そんな「一人称小説」の最高傑作と勝手に決めつけている作品がコレ。

・・・・・絶句。 新井素子著 :ハヤカワ文庫JA

ハイ、毎度と言うかなんと言うか絶版本のご紹介ですw
作家本人が作家志望の女の子として主役を張る小説です。しかもSF。
もうね、初めて読んだときはドカンとキましたよ。以前紹介した「ぼくらのペレランディア」を初めて読んだときに「こういう作品を書く作家になる」と将来を決めたほど影響を受けたワケですが、その後友人に紹介されてこの絶句を読んだときにもすごい衝撃を受けました。
何が凄いって、スーパー御都合主義な展開を全く違和感なく書き上げてしまうということ。そして本人も何の悪びれもなく「すごい御都合主義」と言ってのけてしまっているということ。
「が。」「で。」という2文字(平仮名と句読点)のみで1行を費やしてしまったりと好き放題やってまして、きっと書いているときは楽しかっただろうなあと思えます。大変だっただろうけどw
この作品に出逢ったのはまだお話を書き始めたばかりの高校生だったのですが、文章には緩急とボキャブラリーと独創的な文体が必要ということを学んだのはこの作品からだった気がします。


絶句はまだ上下巻とも古本屋さんにあるんじゃないかなあ・・・入手はし易いと思います。新装しました!見かけたらゼヒ読んでみてください。
「星へ行く船」シリーズなんかもオススメです。あと、ひとつの作品に登場した人物が別の作品やシリーズに登場することも結構あるのでそんな辺りも面白いです。

そしてコレは余談ですが。
姫の本はあとがきだけでひとつの作品です。あとがきだけ先に読む方も多く、かく言うわたしもそのひとりです。
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コメント
・・・まあ、やっぱりというか。もう驚きはしなくなりましたがw

残念ながら、この作品は読んだかどうか覚えが無いです。
ただ、星へ行く船のシリーズは一通り読んだかな。
確かに、一人称視点で、SFで、基本、女の子が主人公で・・・・もう、これしかない!みたいな。同時期と言うとクラッシャージョウやらもあったけど、もともと少女漫画系だったわたしはこっち系の方を喜んでた気がする。

そういえば、島記外伝も一人称・・・もろ影響受けてますなw
なるるんdot 2010.03.17 23:54 | 編集
>なるるさん まあ、姫の作品も絶対読んでるだろうな、と思いましたがw
クラッシャージョウとかダーティペアとかも読みましたが、わたしも姫や氷室冴子女史、コバルト系に向かったので、基本的に毛色は全く同じなんだと思います。
Mintondot 2010.03.21 00:07 | 編集
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