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2009
11.15

紅茶についてのおさらい。

紅茶の茶葉が入っていた缶が大量に出てきたことですし、これから寒くなっていくので、温かい紅茶を入れる機会も多くなってくるので、紅茶のレビューも増えてくると思います。
というワケで、すでにいくつかの紅茶レビューにも出てくる用語などを事前解説しておこうと思います。


■茶葉の種類
紅茶、緑茶、ウーロン茶ともに、基本は同じ「カメリア・シネンシス」という椿科の植物の葉を加工しています。
製造工程によって種類が変わり、摘み取り→乾燥後に発酵させたものが紅茶、摘み取り→乾燥後に炒ったり攪拌したりよく揉み潰して(揉捻して)再度乾燥させたものがウーロン茶、摘み取利→蒸す→揉捻→乾燥させたものが緑茶です。
工程の違いは発酵の度合いに差が出ます。
紅茶は完全発酵、ウーロン茶は半発酵、緑茶は発酵していない状態です。

紅茶は栽培している産地によって種類が違います。

ダージリン茶はインドのダージリン地方、アッサム茶はインドのアッサム地方。ニルギリドアーズ地方でも産地の名前がついた紅茶を生産しています。
ダージリンアッサムは大まかに年3回の摘み取り時期があり、1年の最初の時期に摘まれたものをファーストフラッシュ、2番目をセカンドフラッシュ、秋に摘まれるオータムナルと呼んでいます。

セイロン茶はスリランカ島高地で生産されている紅茶工場の標高によって種類が違います。
ウヴァヌワラエリヤディンブラなどはハイグロウン、キャンディはミディアムグロウン、ルフナはローグロウン。
ちなみに、わたし、リネ2でオーク種族を作っていたときに使っていた名前は、ハイグロウンの種類でした。生き残っていたのはヌワだけでしたがw

中国紅茶はキーマンラプサンスーチョンなどが有名です。
また、その他にもケニアやインドネシアでも紅茶を生産しています。


■紅茶の等級
紅茶の等級は単に茶葉の形状を示すものなので、茶葉の良し悪しを決めるものではありません。
サイズが大きなモノが高級で小さなものは悪いという、等級だけで紅茶の価値を判断するのは間違いです。
どうしてもクオリティの高い紅茶を手に入れたいというのならば、その年の生産地の降雨量、気温、工場での技術など、相当細かいところを勉強せねばならず、紅茶メーカーの買い付け担当者並みの知識技術が必要です。

まず、葉の状態によって大まかに等級が分けられます。
フルリーフ(全葉の茶葉)、ブロークン(砕いた茶葉)、ファニングス(粉砕した茶葉)の3つに分類されます。
基本等級はOP、FOP、BOP、FBOP、CTCで、基本等級に色々な付加があってTGFOPやSFTGFOPなどの等級に分けられます。生産者の判断による付加価値ですし、工場で生産されるときの工程である「配合」で大きく変わってくるので、等級についてはあまり深く考える必要はないでしょう。
ただ、わたしはどうしてもそういうのを気にしてしまうミーハーなブランド志向なので、買うときにチェックしますw

お茶の木の一番先端にある芯芽をティップと言い、その下にある2枚の葉を合わせて一芯二葉、さらにその下の葉1枚を追加して一芯三葉と呼びます。

O.P.(オレンジ・ペコ)
よく聞く名前かと思います。一芯三葉の先端から2枚目(2葉)の葉を使用しています。オレンジと付いているからといって決してオレンジ味ではありませんのでご注意をw

F.O.P.(フラワリー・オレンジ・ペコ) 
O.P.のひとつ上の葉を使用しています。フラワリーとは「形が整った」という意味で、フレーバーティではないブランド系の紅茶に良く使われています。

B.O.P(ブロークン・オレンジ・ペコ) 
O.Pを砕いたもの。ブレンド系の紅茶やティーバッグなどにも良く使われます。

F.B.O.P.(フラワリー・ブロークン・オレンジ・ペコ)
F.O.P.を砕いたもの。個人的にはあまり見ない等級ですが、セイロン系に多い等級だそうです。

C.T.C.(シー・ティー・シー)
ファニングスです。ティーバッグを開けると粉っぽい茶葉が出てくるのもありますが、それがこのC.T.C.茶葉です。

最近はダージリン茶ばかりを飲んでいまして、マリアージュ・フレールを筆頭に、ルピシアやリーフルなどの紅茶農園別の製品を販売しているところのものを好んでいるのですが、農園産の紅茶の等級はかなり細分化されているので、そのあたりも解説しておきます。

T.G.F.O.P.(ティッピィ・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコ)
ティッピィとは芯芽(ティップ)のこと。一芯三葉の芯です。まだ葉が開いていない状態で、表面に細かな産毛があります。
ティップにはゴールデンティップとシルバーティップがあり、産毛が金色に見えるものはゴールデンティップ、銀色に見えるものはシルバーティップと呼ばれます。
通常の葉より加工に手間隙がかかりますので、コレを多く含んでいるものほど高価になっていきます。

F.T.G.F.O.P.(ファイン・ティッピィ・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコ)
わたしが良く手にする等級はこのクラスです。良質なティップをかなり高い割合で含むF.O.P.で、この等級のお茶の良し悪しをその年そのシーズンの農園のクオリティの判断材料にしています。

S.F.T.G.F.O.P.(スペシャル・ファイン・ティッピィ・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコ)
非常に良質なティップを非常に多く含んだお茶で、非常に高価です。50g5000円とか当たり前の世界かもw

なお、グレードの後ろに「1」と付くものもありますが、基本的にその時期その等級の生産品で一番クオリティの良かったモノに付けることが多いので、それもクオリティ判断の材料にすることもあります。

また、「CL」と付くものは「クローナル」製品であり、良質の茶葉を出す茶木同士を接木して新たに作り出した茶木から採れた茶葉である、という意味ですので、それも判断材料になったりします。


■農園について
ダージリンティの楽しみのひとつとして、ガーデンティの飲み比べがあります。
茶葉を栽培→紅茶に加工生産している農園ごとに微妙に味や香り、水色なども違うので、それを飲み比べて楽しもう、というワケです。
有名どころの農園をいくつかピックアップしておきます。

CASTLETON(キャッスルトン)農園
ダージリン最高級の紅茶を何年も続けてリリースしている農園。当然高価ですが、やはり値段に見合ったクオリティは持っている印象です。
ここのセカンドフラッシュの香りのインパクトは絶大です。

MARGARET’S HOPE(マーガレッツ・ホープ)農園
キャッスルトンと並ぶ名園中の名園。ここはファーストフラッシュに定評があります。かくいうわたしも、ここのファーストフラッシュが一番おいしい紅茶、と公言していますw
マリアージュ・フレールのマーガレッツ・ホープ・ダージリン・ファーストフラッシュと言ったらアナタ、ハズレたことが一度もないのです。

BALASUN(バラスン)農園
ちょっと青みの勝った香りが特徴の農園ですが、正統派の紅茶をリリースし続けている名園のひとつです。アイスティにするとキリッとした良いお茶が作れるので、わたし的には夏場御用達の農園デスw

STEINTHAL(スタインタール)農園
ダージリン最古の農園とも言われる伝統の塊のような農園です。ダージリンの中ではパンチ力があるのが特徴で、意外とドッシリきます。後から甘みが広がるので、休日ののんびりした時のアフタヌーンティにいいのではないでしょうか。



というワケで、駆け足でいくつか解説してみました。
今後レビューの参考にしていただければ幸いです。
あとでまとめページ作ろうかしらん・・・

写真が1枚もないのは寂しいので・・・

Labinia Tea Darjeeling Castleton FTGFOP1
コストパフォーマンスの高いキャッスルトン。西武の食料品売り場で売ってましたw
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コメント
すごく分かりやすくて読みやすい文章で苦痛なく読めた。
思わず紅茶の起源を知りたくなったよ。こういう話好きだ。

昔、オレンジペコさんに騙されましたw
tr.horusdot 2009.11.16 01:29 | 編集
勉強になるわぁー
気になりつつググるほどでもなかった(失礼なw)フラワリーの意味がようやくわかったよ!
たまにはいい紅茶を丁寧に淹れて飲んでみようかなぁ

今冬のMinton独断価格帯別オススメ茶葉なんてのも聞いてみたいです
ちょっと背伸びしたお茶を飲んでみたいけど、なかなか冒険できない人は多いはず!

アルヒャdot 2009.11.16 19:42 | 編集
B.O.Pくらいまでしか見たことある用語がないです(苦笑)
しかも下の方のアルファベットは一瞬格闘ゲームの技の出し方かと……。
嘘です、ごめんなさい(汗

でもホント勉強になりました。
先週コタツも出したことですし、今年はみかんとお茶はおいといて、
紅茶とクッキーでも常備してみようかなw
リリティスdot 2009.11.17 01:07 | 編集
>おっちゃん そう言っていただけると時間を掛けてまとめた甲斐があったというものです。
紅茶について調べると意外と情報量が多いので、なかなかやりがいがありますね。

わたしも昔、オレンジペコさんに騙されていたクチでしたw
Mintondot 2009.11.17 01:23 | 編集
>アルヒャさん わたしは最初「フラワリー=花のような香り」と思っていました。ちゃんと調べないとダメですねw
おいしい紅茶を丁寧に淹れるときは、ぜひスコーンを手作りでw

お勧め茶葉はもうすぐオータムナル茶葉が出回るころなので、その時にいくつかレビューする予定です。乞うご期待w
Mintondot 2009.11.17 01:26 | 編集
>リリティスさん わたしも最初はソレどんなプロレスの技、とか思いましたw
コタツにはみかんとお茶は必須だと思います。
ちなみに、紅茶には柑橘系合うよ? オレンジの皮(オレンジピール)を茶葉にブレンドしたものが出回ってるくらいです。みかん全然オッケーだと思います。
Mintondot 2009.11.17 01:30 | 編集
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